
はじめに
「WordPressのテーマってどれを選べばいいの?」
ブログを始めたばかりの方にとって、最初の壁になりがちなのが“テーマ選び”です。
ConoHa WINGでWordPressを導入すると、高機能で無料の国産テーマ「Cocoon」とその子テーマ「Cocoon Child」がすでにインストールされています。
この記事では、初心者でも安心して使える「Cocoon Child」を有効化する方法と、不要なテーマの削除手順をわかりやすく解説します。
?Cocoonとは?Cocoon Childを選ぶ理由
Cocoonの特徴
- SEO対策・表示速度・デザインカスタマイズが充実
- 無料とは思えないほど高機能な国産WordPressテーマ
- 初心者から上級者まで幅広く支持されている
Cocoon Childを使うメリット
- 親テーマのアップデート時にカスタマイズ内容が消えない
- CSSやfunctions.phpの編集が安全に行える
- 将来的なデザイン調整や機能追加にも柔軟に対応できる
⚙️Cocoon Childを有効化する手順
ConoHa WINGでWordPressを導入した場合、CocoonとCocoon Childはすでにインストール済みです。
- WordPress管理画面 → 「外観」→「テーマ」へアクセス
- 「Cocoon Child」を選択し、「有効化」ボタンをクリック
- これでCocoon Childが適用され、カスタマイズ可能な状態になります

?不要なテーマを削除する方法
削除する理由
- セキュリティリスクの軽減
- サーバー容量の節約
- 管理画面の整理で作業効率UP
削除手順
- 「外観」→「テーマ」から、使用していないテーマをクリック
- 右下の「削除」ボタンを押す
- CocoonとCocoon Child以外のテーマを削除してスッキリ


?予備テーマは残すべき?サイトヘルスの警告について
WordPressの「サイトヘルス」画面では、有効なテーマ以外に予備のテーマを1つ残しておくことが推奨されています。
これは、万が一現在のテーマが壊れたり読み込めなくなった場合に、WordPressが自動で代替テーマを有効化できるようにするためです。
Cocoon Childは親テーマ(Cocoon)に依存して動作するため、親子で1つのテーマとしてカウントされるのが実情です。
そのため、Cocoon親子だけを残していると、サイトヘルス画面では「予備テーマがない」という警告が表示されます。
✅おすすめの対応
- Cocoon Childを有効化し、親テーマのCocoonはそのまま残す
- 予備として、現行の最新公式テーマ「Twenty Twenty-Five」を1つだけ残しておく
Twenty Twenty-Fiveは軽量で更新頻度も高く、セキュリティ面でも安心。予備テーマとして最適です。
このようにしておけば、サイトヘルスの警告も消え、万が一のトラブル時にもWordPressが自動で予備テーマに切り替えてくれるため、安心です。
?まとめ
ConoHa WINGでWordPressを導入したら、まずはCocoon Childを有効化して安全なカスタマイズ環境を整えましょう。
不要なテーマは削除しつつ、予備としてTwenty Twenty-Fiveを1つだけ残すことで、サイトヘルスの評価も改善されます。
次回は、Cocoon設定のおすすめ初期項目や、デザインカスタマイズの基本について紹介します。
まずはテーマ選びから、快適なブログ運営の第一歩を踏み出しましょう!